コールセンターを不採用になる理由。受からない人がやるべき3つの行動!

特別なスキルが事前に必要なく、時給が高いコールセンターは学生から主婦など幅広い年齢層で募集しています。
慢性的に人手不足のこの業界ですが、中には不採用となってしまうケースもあります。
「中々受からない・・」
「何が理由なのか?何を改善すればいいのか?」
これに対する答えは・・・
【受からない理由】
・意欲がなく、身だしなみや清潔感など簡単にできる準備をしない人
【受かるための簡単な行動】
・最低限の清潔感を整える
・コールセンターに物怖じしない意欲を見せるような受け答えをする
・複数の案件に応募して受かる確率を2倍~3倍にする
これにつきます。
今回は、上記について掘り下げていくために採用面接についての裏事情を自分の経験も交えてお話したいと思います。
ちなみに、採用される確率を単純に2倍~3倍にアップさせたいなら複数案件に応募すると同時に大手の人気派遣会社を経由するのがおススメです。
大手の場合、案件数が多く担当者が様々な案件に対応しているので候補者の良い所を引き出しやすく採用に繋がりやすい傾向があります。
一番重要視されるのは、「脱落しなそうかどうか」
まず最初に言っておきますが、自分は採用担当などにはなったことは当然ないのであくまでも今まで働いてきた経験からどういう人をコールセンターが求めているのかという仮説です。
一番重要なこと、それは「脱落しない・バックレなさそうかどうか」というところが採用にあたって最も重視しているのではないでしょうか。
実際、コールセンターに入って研修の段階や現場投入されて1~2か月くらいしてこなくなってしまうという人も中にはいるわけです。
それは、受信も発信も同じことで、やっぱり初期段階の苦しい期間を乗り越えられることができなかったりするんでしょうね。
なので、言い換えると欲しい人材は「タフそうかどうか」ということであって面接では底を見ているのではないかと思います。
コールセンターに「受からない」から「受かる」になる簡単な行動
もちろん、以下の基本的なことができてない人たちも不採用の原因になるでしょう。
・清潔感がない、身だしなみがしっかりしていない
・こちらから質問しない
・面接が始まるときにあいさつをしっかりしていない
・長期間やるつもりという意思を感じられない
上記のことは、社会人として当然のことでありセンター内では大抵それなりにちゃんとした格好をするというドレスコードもあるので不採用になってしまう人は上記がおろそかになっていないかもう一度見直した方がいいかもしれません。
で、「それはできている」と思ったのならやはりタフさに不安を感じさせるような受け答えとかをしてしまっている可能性はありますね。
以前に、自分もその場に参加したコールセンターのアルバイトの集団面接で「人が多いのが苦手なので・・職場に人は多いんですか?」と質問した人がいました。
人込みの中で不安を感じやすい人だったので正直に質問をしたと思うのですが、やはりこういった質問などは面接官からしても「あ、採用してもすぐに馴染めずに辞めてしまうだろうな」という印象を与えてしまうでしょう。
とにかく、「自信がある」という態度や受け答えをすることが大事になるでしょう。
採用側からして一番怖いのは、すぐ辞めないかということなので・・。
PCスキルなども重要だが・・
上記のように、コールセンターはアルバイトや派遣でも結構覚えることが多いので「やばい・・無理そう・・」と早急に来なくなってしまう人がいるのでそれを採用側も一番心配しています。
結局、採用に関係ある部分っていうのは現状の「能力」とかじゃなくて「意欲」なんですよね。
PCスキルとかは、そもそも面接ではわからないですし派遣なら派遣会社の登録時にある程度のキーボードスキルのチェックがあったはずなのでそこはあまり問われないです。
もちろん、採用された後にあまりにもキーボード入力が遅すぎると自分の業務に支障をきたしますが採用段階ではわからないですよね。
また、覚えることが多いからといって頭のいい人を求めているわけではありませんしそれも採用面接で見抜くなんてことはできないはずです。
なので、まず特別な資格やスキルを予め必要としないコールセンターに必要なのは以下の2つに集約されるんじゃないでしょうか。
・顧客対応がメインのため、身だしなみや受け答えが普通に常識ある人
・自信のないそぶりを見せず、「自分はできる」という意識の強い人
上記の2つを見せるように、面接での質問などや自分からの質問を想定していくことで採用確率が大幅にアップするのではないでしょうか。
「コールセンターで覚えることが多いのは理解しています!」という気概で挑めば、落ちることはあまりないと思いますよ。
ま、それと採用不採用はその時の競争人数にもよるので上記のポテンシャルが高くでもさらにタフそうな人がいれば落ちてしまうこともあるので運も絡んできます。
コールセンターを不採用になった時に考察した
ちなみに、自分はコールセンターのアルバイトの面接で一回だけ不採用になったことがありました。
それは、最低3ヶ月以上の期間で受信業務の募集をしていたのですが自分の場合は「前にコールセンター経験がありますが3ヶ月だけの勤務を希望しています」と言いました。
集団面接だったので、他のことについてはほとんど聞かれず不採用となりました。
恐らく原因は、「最低3ヶ月以上の募集だったが、できれば長く続けて欲しい」というのが会社側の本音ではないでしょうか。
なので、こういう案件があったら期間限定と思っても「長く勤務するつもりでいます」と言っちゃうのもありですからね。
アルバイトでも派遣でも、共通しているのは常識があるかということと「すぐに覚えることに圧倒されても辞めない意欲」です。
面接官によく聞かれるのですが「うちは覚えることが沢山ありますが大丈夫ですか?」と言われることも多いです。
その時は「はい、沢山のことを覚える必要はあってもいつかは絶対に身につくものなので苦しい期間を乗り越えられる自信はあります!」という気概を見せましょう。
「業務知識量の理解と意欲」をアピールすれば不採用の連続から一転することもあります!
コールセンターに受からない人が採用確率を2倍~3倍にする行動
上記では、採用されるために自分の身だしなみや面接での受け答えを改善することで合格確率をアップさせる方法として紹介しました。
しかし、採用されるかどうかは「外的要因」も大きく関わるという事実があります。
外的要因とはつまり、「自分の力だけではどうしようもない事」です。
企業がその人を採用するかどうかというのは、その応募者の資質だけでなく会社の都合に左右されることも多いのです。
例えば、ある企業の採用予定人数が1人で自分がものすごく優秀だとしてもさらに優秀な候補者がいればその人を採用して自分が不合格になることもあるでしょう。
逆に、面接での受け答えなどであまり手ごたえを感じなくても会社側が大量採用するつもりであれば多少採用基準に満たなそうでもとりあえず採用しておくという場合もあります。
いずれにせよ、自分の改善だけではどうしようもないですよね?
では、これに対処する方法は何か?
外的要因に対処するためには、多くの求人に応募すればいいのです。
1つの仕事に応募するだけなのと、2つの仕事に応募するのとでは採用確率は単純に2倍違いますよね。
3件に応募すれば、受かる確率は3倍になります。
どんなにその会社のコールセンターで働きたくても、会社都合という外的要因があるためその人がどんなに優秀でも不採用になることがあるので1件の仕事にこだわることは精神衛生上にもよくありません。
そういう会社都合での不採用に対処するために、私は1つの仕事にこだわらず2件~3件の求人に並行して応募していました。
その方が時間も無駄にならないですし、1件不採用になってもそれほどヘコまず別の案件で採用されることがあるので安心です。
以上、悩んで動けなくなるぐらいなら簡単にできる改善や行動をしてどんどん次にいこうという内容でした。
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