コールセンターの受信業務と発信業務、どちらが楽か?メリットとデメリット

コールセンターというと、「電話を受ける仕事」というイメージが強いですが発信をする仕事もあるのです。

発信業務で募集している場合、電話をひたすらかけて見込み顧客にセールスするという案件の求人が多く楽ではないという印象を持たれがちです。

ここでは、発信業務でどういうことをするのかを説明しながら受信業務との比較もしていきます。

発信業務で自分がやっていたこと

自分の場合は、コールセンターで受信業務をメインでやってましたが3ヶ月とかの短いスパンとかで発信業務もちょこちょことやっていたことがあります。

ここでいう発信業務というのは、別の職場のことです。

受信業務をやっていると、それに付随して自分たちから発信することもたまにあるのですが受信の仕事はあくまでも受信が中心です。

発信の仕事というのも、ネット求人とかで沢山あります。

発信のイメージというと、「ノルマが大変」とか「ガチャ切りされる・煙たがられる」というものではないでしょうか。

実際、自分もいきなりどこかの業者から携帯に電話がかかってきて不動産のセールスとかの話をされると「面倒くさ」となります。

当たり前ですよね。

でも、それをするのが発信業務をする人たちの主な仕事です。

自分がやっていたことがあるのは、PCの販売とか電話機の販売、映像サービスの加入などです。

発信業務も、受信業務と環境はほぼ同じでデスクに座ってヘッドセットをつけてPC上には見込み顧客との通話履歴や結果などを記録するためのシステムが出てきます。

まあ、発信業務の場合は「成約ができたか・できないか」の結果を打ち込むぐらいなので後処理の時間は受信に比べると圧倒的に少ないです。

で、やはりとにかくやるのは「どんどん見込み顧客に電話をかけて商品やサービスを売り込むこと」です。

やはり発信はかけまくって数打ってなんぼなので、手をとめて休んでいると注意されることがあります。

業務の複雑さで比べると、明らかに発信業務の方がシンプルですね。

トークマニュアルに記載されているトーク例に従って、毎回ほぼ同じことを言って顧客に売り込むのですから受信業務のように覚えることは圧倒的に少ないです。

なので、休憩を挟みながら勤務時間終了までにかなりの件数の電話をかけることになります。

PCや電話機などは、いきなり電話してすぐ売れるものでもないので50件ぐらい電話して1件良い感触がもらえるかどうかです。

「ガチャ切り」とかも時々ありますが、全然気にしないです。

大体は「いや、必要ないから」と言われてちょっとだけ粘って「そうですか、ではまた機会があればよろしくお願いいたします」といった感じのことを繰り返していきます。

なので、本当に単純ですね。

でも、発信業務も受信業務も大体時給は同じくらいです。

発信業務でノルマはあるのか?

やはり発信業務に応募するかどうかで気になるのは、「ノルマってあるのか」ということではないでしょうか。

これに関しては、ノルマそのものはあります。

といっても、これを達成できないとクビになるとか時給が下がるといったものではなくあくまでも「チームや個人の目標」と捉えてもらった方がいいでしょう。

もちろん、これは自分が今までやってきた発信業務のことなのでノルマの達成度によって時給が大きく変動する仕事もあるかもしれません。

ただ、多くの場合は上司にはっぱをかけられて数をこなして電話をかけてそれでダメならしょうがないという感じです。

「目標件数にまだ足りてないのでここから巻き返しましょう~!」なんてことを、業務中にみんなに言ったりします。

受信業務と発信業務の比較

で、顧客からの問い合わせや注文を受け付けたりする受信業務と、モノやサービスなどの販売を電話ですすめる発信業務の特徴について比較してみたいと思います。

【受信業務】

・一回の通話時間が発信よりも長い傾向がある
・ひたすら電話を受けるのがメインで、クレームを受けることもある
・問い合わせなどに対応するので、覚えることが多い

【発信業務】

・すぐに電話を切られることもあるのでひたすら電話をかけ続ける
・こちらからかけているので、怒り出しそうなときは引き下がってクレームを避けやすい
・基本的に、マニュアルを見ながらの作業なので業務内容は単純

いかがでしょうか、それぞれの大きな特徴はこんなところです。

あなたはどちらに向いているか?

さて、上記のそれぞれの特徴を挙げてみましたがどちらが自分に向いていると思いますか?

受信の場合は、暇な時は全然電話がこなくてボーっとできたりすることもあるのが利点ですね。

逆に、発信業務の場合はこちらから電話しているので相手がこっちの粘りに対して怒り出しそうな雰囲気を感じた時は「あ、すいません。ご不要ですか、ではまた機会がありましたらよろしくお願いいたします」といった感じで「逃げれる」のでクレーム対応することがほとんどないです。

また、あまり複雑なことを覚えるのが面倒な人は発信業務がいいですし電話をかけ続けるのが嫌でしたら受信の方がいいでしょう。

それぞれ、楽な部分と面倒な部分はあるので自分がどちらに向いているか考えてみた方がいいでしょう。

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