コールセンターでアルバイトや派遣から正社員までの道のりは約3年
コールセンター業界の場合、最初から正社員に中途採用で入ることはそう簡単ではないです。
多くは新卒で入社した人とか、競合他社で働いていたような人たちです。
でも、アルバイトや派遣社員で入社してから契約社員へ登用され、最終的には正社員の座を勝ち取る人も増えています。
未経験の状態から、正社員になるには簡単ではないですが派遣やアルバイトから正社員になれる可能性が高いのもこの業界の特徴。
今回は、アルバイトや派遣社員が正社員になるためにはどうしたらいいのかについて触れていきます。
アルバイトや派遣社員が正社員になるまでの流れ
まず、この業界はアルバイトや派遣社員として働くのは最小限のタイピングスキルさえあれば余裕でできます。
採用も大量にされることがほとんどですし、首都圏だったら常にどこかのコールセンターが沢山アルバイトや派遣を募集してるわけですよね。
そして、そこから契約社員になって正社員登用されるのも頑張り次第で他の業界に比べるとしやすいように思えます。
アルバイトや派遣社員として募集している場合、多くの求人では「社員登用も!」というように掲載されていることが多いのでわかりやすいですね。
で、正社員になるまでの流れなんですがまずはアルバイトや派遣で1年くらいは最低でも頑張る必要があります。
当然、働きぶりを評価されないとまずは契約社員の話がこないのでそれを会社側が見極める期間が必要になります。
大体、1年以上やっていると契約社員の話が来るようになり結構真面目に頑張って受電効率などを上げている人なら大体は契約社員登用の話はきます。
で、契約社員になってちょっとするとチームのサブリーダーやリーダーを任されるようになります。
コールセンターによっては、リーダーとかじゃなくていきなりSVというところもありますが呼び方が変わってるだけです。
で、契約社員までの道のりは普通に頑張っていれば大半の人はなれるんですけど正社員になるということはSVやマネージャーになるということなので結構厳しいです。
リーダーやサブリーダーとして仕事をするということは、今までみたいに受電の数とか効率を求められるわけではなく管理能力だったりオペレータからの質問に対応する力だったりするのを求められるのでここで2年くらい頑張って成果を挙げれば晴れて「SV(マネージャーの場合もある)」になれるわけです。
なので、契約から正社員への道が一番の鬼門ですね。
最初からSV候補として契約社員で入社する人もいたりする
上記では、アルバイトや派遣からまずは契約社員に登用することが正社員への道ということを言いました。
ただ、コールセンターによっては最初から契約社員かもしくは契約社員登用前提としてのアルバイト採用などの求人もあったりします。
この場合、業界経験がある人はすぐに契約社員として採用されることになるようですが業界未経験の人でもアルバイトからまず入社して「SV候補」としての仕事をすることになるので契約社員登用までの期間が3ヶ月とかだったりすることもあります。
もちろん、その場合でもオペレーターとしてある程度の評価をもらわなければならないのですが求人で「SV候補」みたいにかかれている場合はかなり契約社員になるまでの壁はかなり低いです。
直雇用を目指すのなら、まず受電実績がすべて
まあ、上記のいずれの道のりを歩むにしてもとにかく正社員までの道のりは「とにかく受電数」「受電の質」において経験年数に応じた実績を残すことが必要です。
だらだらと受電して、後処理もだらだらとやって遅い人に契約社員の話が来ることはありませんからね~。
とにかく、管理職になるのであればまずは「プレイヤー」として「早い仕事」と「質の高い仕事」を見せることが必要になるので最初はとにかくひたすら受電効率を追い求めましょう。
リーダー以上は管理能力も評価に加わる
で、晴れて契約社員になると基本的には近いうちにサブリーダーとかリーダーの仕事を任されることになります。
リーダーとかいう概念がないコールセンターの場合は、SVとかがリーダーの役をするところもあります。
これが結構肝で、契約社員になるのは大半の人が頑張っていればいけるんですけど正社員となると一つのコールセンターに4~5人ぐらいしかいないところもあったりするのでポストの空きの関係もあったりしてかなりの壁になっています。
リーダーをずっと長い事やっている人もいますし、サブリーダーでずっと停滞してしまっている人もいます。
もちろん、契約社員で満足してればそれでいいのでしょうが「とにかく安定した正社員になりたい!」と思うならば数年は頑張ってリーダーやSV業務をこなして正社員のポストが空くのを待つことになります。
実際、50過ぎぐらいから派遣で入社してそこから正社員(マネージャー)にまでなっている事例も実体験として見ているのでやる価値はあります!
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